「放浪の天才画家 山下清展」佐川美術館

5月の新緑がまぶしい折、滋賀県守山市の佐川美術館へ行って来ました!
琵琶湖のほとりにある広々とした明るい空間の建物です。
今回のお目当ては「山下清展」です。

ドラマなどでその個性的なキャラクターや逸話が有名になり、ご存知の方も多いと思います。
「日本のゴッホ」などとも呼ばれているそうです。
今回の作品展では、彼の生い立ち、貼り絵との出合い、そして放浪生活からその後の画家としての様々な活動を、多くの作品と資料で紹介された非常に見応えのあるものでした。

なんと放浪中はスケッチをとらず、旅から帰って来てから作品作りをしていたそうです。
数年経ってから描き始めることもよくあったようですが、それでも忠実に見たままを再現できたそうです!
凄まじい記憶力だったのですね。
スケッチをしない、下書きもあまりない・・・色んな意味で天才です。

山下清独特の非常に細かく精密な貼り絵には圧倒されましたが、でもどこか懐かしかったりほっこりするような印象の作品が多く親近感が湧きました。
時々添えられている山下清の手記がまたユニークで、何度も吹き出しました!
こんなに驚いたり感心したり、笑ったりする美術展は初めてでした!
作品展を全て見終えた頃には、すっかり山下清ファンになっていました(笑)

山下清展は6月14日まで開催されているそうです。
興味のある方は一度行ってみて下さいね。

佐川美術館ホームページへのリンク

2015年5月19日

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